余ってるパソコンでBitzenyをCPUマイニングしてみた
BitZeny CPUマイニングを始める
今更ながらマイニングに興味が湧いて不要なPCを組み合わせて自宅でマイニング用のパソコン端末を用意したのでBitzenyのマイニングを始めてみました。
用意した端末のスペック
- OS Windows10 Pro 64Bit
- CPU Core i5-7500 / 3.4GHz
- メモリ 4GB
昔使っていたPCからパーツをぶっこ抜いて組み合わせた端末で正直そこまで性能の高いPCではありませんが遊びの延長として試しにやってみるには丁度良いかなって思っています。
マイニングを始める手順
- BitZeny ウォレットの用意
- マイニングプールの登録
- マイナーソフトのダウンロードと設定
- マイニングの開始
以上の流れで進めて行きます。
BitZeny ウォレットの用意
まずはマイニングで得たBitZenyを保管しておくウォレットを準備します。
ウォレットの導入はいくつか選択肢がありますので任意で選んでもらえば良いと思います。
・BitZeny Coreを使う
・取引所のウォレットを使う
予備知識としてBitZeny Coreはオフィシャルで用意されているローカルウォレットで自分のPC端末でBitZenyを保管する方法で取引所のウォレットを使う場合はオンライン上で保管する方法の2種類があります。
それぞれメリットとデメリット
メリットに関して
ローカルウォレット（BitZeny Core）を使用する場合のメリットとしては自分で管理できること、オンライン上のウォレット（取引所等）を使用する場合はスマホからも残高を確認出来て管理がラクだということ
デメリットに関して
ローカルウォレットで保管する場合はバックアップを取るなどPCが壊れた時の対応などを取っておかないと暗号通貨を紛失するリスクがあること、またオンライン上のウォレットを使う場合のリスクとしてはハッキングや取引所の閉鎖などにより紛失する可能性があるということ
今回は私は両方用意しましたが取引所（CREX24）のBitZenyウォレットを一時的な送り先として用意しました。
BitZeny Coreの導入
BitZeny CoreはBitZeny公式サイトから（bitzeny-1.1.0）をダウンロードしてください。
※最新版（Var.2.0.2）がリリースされています！こちらを入れましょう。
私はWindows 64bit SSE4.1有効版をインストールしました。
他の方はご自身のPC端末の環境に合わせてダウンロードしてください。
インストーラーがダウンロード出来たら「bitzeny-1.1.0-win64-setup.exe」を起動してインストールを始めてください。
ナビに従いデフォルトのままインストールすれば問題ありません。
保存場所を変更した方などは任意で変更してください。
BitZeny Coreのインストールが完了してもブロックチェーンと同期させないとまだ使用することができません。
インストールが完了したらBitZeny Coreを起動します。
この動機がメチャクチャ時間がかかります。
※同期が完了するまでは暗号通貨が紛失する可能性があるため送金や入金は辞めておきましょう。
私の場合ですがスグにマイニングを始めたかったので、ここで作業が止まってしまい取引所のウォレットを使用する方向に変えました。BitZeny Coreの同期が完了したら保管はこちらに切り替えます。
マイニングプールの登録
マイニングプールって何？
そもそもプールマイニングとは何ぞやという所ですが、プールマイニングは複数人でマシンパワーを出し合って協力してマイニングを行っていくことを指します。自身のマシンパワーをプール主催者に貸して貢献度によって採掘した暗号通貨を分配してもらうという流れで相違ないと思います。
このプールマイニングの主催者が国内外にたくさんいていくつもあると考えてください。
よって使いたいマイニングプールの登録が必須という訳です。
いくつか有名どころを使ってみたのですがマイニングが始まらなかったり等色々あり今回は「Macyan.net Mining-Pool」を使わせていただいてます。
こちらのマイニングプールはウォレットアドレスだけあればマイニングが出来るので簡単です。
マイナーソフトのダウンロードと設定
マイナーソフトもBitZeny公式サイトからダウンロードできますが、色々調べてみたら以下のマイナーソフトの方が性能が良い（らしい）ので、私はｖ2.6.0 （ZNYminer260.zip）を使用しています。
マイナーソフトを起動するとセキュリティソフトがはじいてしまうことがあるようです。アンチウィルスソフトをOFFにしてからやると良いと思います。
私の場合は、特にはじかれませんでした。
マイニングの開始
マイニングを始めるにはコマンドプロンプトからマイナーソフトを起動してあげます。
※コマンドに関してはそれぞれのマイニングプールで変わってきますので確認が必要です。
今回使わせていただいた「Macyan.net Mining-Pool」の場合はウォレットアドレスだけあれば良いのでコマンドプロンプトでマイナーソフトを格納してあるディレクトリで以下のコマンドを入力します。
minerd260.exe -a yescrypt -o stratum+tcp://macyan.net:3032 -u 【ウォレットアドレス】
以上でBitZenyのマイニング設定は完了です。
補足
コマンドをテキストファイルで作成した物を拡張子を変更してbatファイルを作成しておけば今後はbatファイルを起動するだけでマイニングがスタートできます。
最後に
いくつかのマイニングプールが止まっていたりして少し戸惑ったところはありますが仕組みが解ってしまえばすんなりいったと思います。稼働し始まってしまえば後はほったらかしで暗号通貨が増えて行くのでラクちんですね。
しかし、マシンパワーも弱いしBitZenyの単価も低いし電気代等の必要経費を考えると掘れば掘るほど赤字なんじゃね！？う～ん、趣味として割り切れないと厳しいですね（笑）と言った感じです。
今回参考にさせて頂いた記事
